はじめまして。このページでは、ブログ「生き直しラボ」を運営している泉マコトの自己紹介をしています。
不登校・ひきこもり・精神科通院・作業所勤務という経歴を持つ40歳が、なぜこのブログを書いているのかを正直に書きました。同じような経験がある方に、少しでも届けば嬉しいです。
「生きづらさ」を抱えて、このブログにたどり着いてくれたあなたへ
まず、ここまで来てくれてありがとうございます。
このブログを読んでいるあなたは、もしかしたら人間関係がうまくいかなくて疲れていたり、何かを続けようとしてもできなくて自分を責めていたり、毎日をただやり過ごしている感覚があったりするかもしれません。
ひきこもりや不登校を経験している、もしくは今もその渦中にいる方かもしれません。
私もそうでした。正確には、そういう時期が10年近く続きました。
このブログは、そういう経験をしてきた私が、自分の経験と学んできたことを正直に書く場所です。きれいごとは書きません。
成功談を大げさに語ることもしません。まだ途中の自分が、同じように途中にいる誰かに向けて書く、そういうブログです。
少し長くなりますが、どんな人間がこのブログを書いているのか、最後まで読んでもらえるとありがたいです。
「普通」からこぼれ落ちた日。不登校からひきこもりへの道
小学5年生の3学期から、私は不登校になりました。
それまでも学校を休みがちで、行けない日はありましたが、なんとか通っていました。
しかしその3学期、ついに完全に行けなくなりました。
なぜ行けなくなったのかをうまく説明することは、実はまだできません。というのも、自分でもうまく言語化できないからです。
冬休みの宿題が終わっていなかったからとか、休み明けでしんどかったからとか理由はいろいろ考えられるのですが、どれも本質的ではない気がしています。
ただ、現実として不登校になったということがありました。
そこから中学2年生までは、ずっと学校に行っていませんでした。しかし、中学3年生のときに周りのサポートのおかげで、少しずつ登校できるようになっていきました。
そして、なんとか高校に進学して卒業できました。しかし、そこからひきこもりになってしまったのです。受験に失敗して、最初は浪人生という肩書でした。
しかし、勉強もうまくいかず最終的には、進学も断念します。就職に向けて動き出すこともできず、家族以外とは誰とも関わらない、そんな日々が続きました。まさに、ひきこもりです。
気づけば、10年ほどが経っていました。
終わりの見えない10年。焦りと孤独の中で、それでも続いた日々
ひきこもっていた期間のことを、正直に書きます。
まず生活が、昼夜逆転しました。朝に寝て夕方に起きる、そんな生活リズムです。ひきこもり状態の自分は、昼間にみんなが働いていたり、学校へ行っていたりして活動しているのを直視するのが嫌で怖かったのだと思います。
ひきこもりの期間中にやっていることは、ネットサーフィンや当時出てきたYouTubeやニコニコ動画を見ることぐらいでした。ただ、なんとなく時間が流れていくだけでした。
自分でもこれはダメだなと思っていたのですが、他に何もできません。
そんな日々の中で、ある日ふと本を読んでみようと思いました。なぜそう思ったのかは正直今となってはよく思い出せません。たぶん、暇だったし何かやりたかったのでしょう。
人生の答えのようなものを知りたくて、心理学や自己啓発本、さらには軽い哲学エッセイのようなものも読みました。
さらにはお金のことにも興味が出てきて、投資の本も読み始めました。全然収入がなく、親に養ってもらっているにもかかわらず、投資をしてみたいなと思ったものです。
今思うとこの期間に積み上げた読書や学び、そして考えたことは今の自分の根っこになっているような気がしています。
どうしようもない期間が、完全に無駄ではなかったと今となっては、少しは思えるようになりました。
親の背中と小さな勇気。精神科通院からB型作業所という「外の世界」へ
変化のきっかけは、親がカウンセリングに通っていたことでした。
親はこの状況をなんとかしようとして、カウンセリングに通い始めました。
最初は「自分は関係ない」と思っていましたが、そんな親の姿を見ているうちに、自分でも何かしなければという気持ちが少しずつ芽生えてきました。
そんな中ある日、勇気を出して一緒についていくことにしました。めちゃくちゃ勇気がいったのですが、自分でもこの状態はもう嫌だと思っていたのでしょう。
カウンセラーの方と話すうちに、自分の気持ちを少しずつ言葉にできるようになっていきました。その後、精神科にも通い始めます。診断を受け、薬を処方してもらいながら、少しずつ状態が安定していきました。
そして2014年の夏ごろ、当時28歳のとき、そのカウンセラーの方が開いていたB型作業所に初めて行ってみることにしました。このときも勇気を振り絞って行ってみようと思ったことを覚えています。
最初は本当に怖かったです。知らない人たちの中に入ること、決まった時間に外に出ること、それだけで精一杯でした。
でも「外の世界」に出るという一歩は、それまでの何年もの時間と比べると、信じられないほど大きな変化でした。
小さな一歩でした。でもその一歩がなければ、今はなかったと思っています。
A型作業所で得た「稼ぐ喜び」。一般就労への挑戦と、今の現在地
B型作業所での経験を経て、次のステップとしてA型作業所に挑戦しました。
はじめて自分の労働に対してある程度まとまったお金をもらえたとき、素直に嬉しかったです。金額の問題ではなく、自分が働いてお金を稼ぐという経験が、それまでの自分にはなかったことだったからです。
A型作業所での仕事を続けながら、少しずつ自信をつけていきました。「次のステップに進んでみよう」という気持ちが芽生えてきたのか、運転免許証も取得しました。ひきこもり時代には考えられなかったことです。
そして2018年、作業所の紹介で、地元のホテル厨房で調理補助として一般就労に挑戦することになりました。
正直、めちゃくちゃ緊張しました。作業所とは違う環境、知らない人たち、一般の職場のペース。それでも「やってみよう」と勇気を出して飛び込み、約8ヶ月間、なんとか続けることができました。
ただ、この経験を通じて気づいたことがあります。作業所という環境は、自分にとって「働きやすさ」という意味でとても合っていたということです。
また、当時からWebライターへの挑戦という気持ちも芽生えていたこともあり、最終的にはホテルの仕事を退職し、元のA型作業所に戻ることにしました。
逃げたのか、と問われれば、少しそういう気持ちもあります。でも「自分がどんな環境で働けるのか」を実際に試してみたという経験は、今でも自分の中に残っています。チャレンジしたことは、無駄じゃなかったと思っています。
作業所に戻ってからも、歩みは続きました。勉強を続けてFP2級の資格にも合格しました。
ひきこもり時代から読み続けていた投資の本が、ここでようやく実践につながった形です。
資産のほとんどは作業所収入からの地道な貯金ですが、FP2級の知識を活かしながら少しずつ運用も始め、今は数百万円の資産になっています。
ただし、正直に書きます。現在も実家暮らしで、親の世話になっています。完全に自立しているとは言えません。A型作業所での収入は多くはなく、一人で生活を成り立たせるには至っていません。
それでも、10年前の自分と比べると、ずいぶん遠くまで来たと感じています。精神科にはまだ通っていますが、症状はほぼ回復しています。作業所での仕事も、今は10年以上になりました。
これが、今の私の現在地です。
遠回りした過去も、誰かの役に立つかもしれない。私がブログを書く3つの理由
なぜこのブログを書くのか、正直に書きます。理由は3つあります。
1つ目は、自分の経験が誰かの役に立つかもしれないという気持ちです。ひきこもりや不登校の経験、人間関係の苦手さ、お金の不安、続けられない自分への焦り。
こういった悩みを抱えている人に向けて、当事者として正直に書けることがあると思っています。専門家でも成功者でもない、まだ途中の人間の話が、同じく途中にいる誰かの「ちょっと先を歩いている人の話」になれればと思っています。
2つ目は、Webライターとしての再挑戦です。実は私は過去にWebライターに挑戦して、挫折しています。
それでも文章を書くことを仕事にしたいという気持ちがあり、このブログはその実験場でもあります。うまくいくかどうかはわかりません。それも含めて、正直に書いていくつもりです。
3つ目は、単純に何か打ち込めることがほしいからです。自分のアウトプットの場を作りたい、考えたことを言葉にして残したい。そういう気持ちもあります。
きれいごとは書きません。このブログが目指すことと、読者への約束
このブログ「生き直しラボ」では、主に以下の5つのテーマで実験と記録を発信していきます。
- 【生きづらさと人間関係】ひきこもり・不登校の経験、人間関係の苦手さと向き合い方
- 【作業所と働き方】A型・B型作業所の実態と、限られた環境での働き方
- 【お金と投資の防衛術】限られた収入での管理と、FP2級を活かした資産形成
- 【学びとライフハック】読書・心理学・哲学から学び、生活に取り入れたこと
- 【所長の実験録】日々考えていることや試していること。雑記・エッセイ
特に、ひきこもりや不登校を経験した方、生きることに少し疲れている方、人間関係がうまくいかずに悩んでいる方に読んでもらえたら嬉しいです。
最後に、このブログの約束を書きます。きれいごとは書きません。失敗も書きます。まだ解決していないことも書きます。完成していない自分が、正直に書き続けます。それだけは約束します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
泉マコト(生き直しラボ所長)
